【ラグのお手入れ】家具の跡（凹み）がついた場合の対処法（写真・動画あり）

「ラグの上に家具を置いても大丈夫でしょうか？」

というご質問をいただきます。

「大丈夫です。お気兼ねなくお使いください。」

というのがいつもの回答です。
ロハスクのラグは、家具の跡がついてしまっても、ほとんどが自然に戻りますし、ご自身でも戻せます。
理由は、全て自然素材のウールだからです。

そのため、一度置いたらその配置でしか置けない、その場所でしか使えない、なんてことはありません。
今回はその家具の跡が自然に戻る、戻せる理由と早く戻したい場合の対処法をご紹介いたします！

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ウールのラグについた家具の跡は「寝ぐせ」

「家具の跡が取れない」
「よく座るところ、よく歩くところだけすぐに毛がぺちゃんこにへたる」
というお悩みをよく聞きます。

化学繊維や綿は一度繊維が曲がったり、折れたりすると、ほとんどが元には戻りません。
そのため、家具の跡がついたら取れにくく、その積み重ねで、よく座る、歩く場所だけすぐにへたるのです。

自然素材のウールは生きている繊維です。
呼吸もしますし、湿気の調節もします。
そして、弾力性があり、「復元力」がある素材なのです。
繊維の構造が人間の髪の毛に似ています。

家具の跡がついているのは、人間でいうと「寝ぐせ」がついているようなものです。
凹んでしまったところの毛を起こすように馴染ませてあげれば、時間が経つとともに自然と戻ることがほとんどです。
早く戻したい場合は蒸しタオルやアイロンのスチームを使うと効果的です。
加えて、密度が高く、目が詰まっているため、へたりにくいのです。

家具の跡を早く戻したい時の対処法

今回はより効果の高いアイロンのスチームを使用しました。
▼こちらは家具の跡が数か所ついた状態のウールのラグ（ハグみじゅうたん）。

１．凹んでいるところの毛を起こす

メンテナンスをする前に、凹んでしまったところの毛を起こすように手で馴染ませてあげると、より戻りやすいです。

２．凹んだところにアイロンのスチームを当てる

アイロンはラグにつけず少し浮かした状態で、凹んでいるところにスチームが当たるように調整してください。スチームは1回10秒くらい当てながら様子をみます。

1回で戻らない場合は、２，３回様子をみながら繰り返してください。
※絨毯に蒸しタオルやスチームを当てると羊毛特有のニオイが出ますが、乾くとほとんど気にならなくなりますのでご安心ください。
※注意※
スチームを当てた直後は当てた部分が熱くなりますので、やけどにご注意ください。

３．自然乾燥させる

あとは、自然乾燥（放置）で終了です。水で濡らしている訳ではありませんので、すぐに乾くことがほとんどです。
自然乾燥がおすすめですが、早く乾かしたい場合は、ドライヤーをお使いいただいても結構です。

軽めの凹みの場合

軽め凹みの場合は、蒸しタオルでも戻ります。
熱い方が効果は高いですが、扱える程度の熱さにし、やけどにはご注意ください。
蒸しタオルが冷めるくらいまで当てておく（置いておく）だけでOKです。

※何年も重たいものを同じところに置いていたり、1箇所に集中して負荷がかかる細い脚の家具や、ロッキング機能のある椅子などは跡がとれない場合もございます。

家具の跡がついてしまった時の対処法【動画】

分かりやすい動画も用意しています。併せて、ご覧ください♪

ロハスクのラグ「ハグみじゅうたん」なら、家具の跡がついた時には、上記のように簡単にご自身たちでお手入れが可能です。
気兼ねなく、様々なシーンで使用いただけます！

【ラグのお手入れ】家具の跡（凹み）がついた場合の対処法（写真・動画あり）まとめ

ウールは復元力があるため跡がついても戻りやすい！
早く戻したい時は、蒸しタオルやアイロンのスチームを使用すると効果的

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